【高価買取中】真空管アンプとは？買取相場や仕組みについて

2019年10月4日 2019年7月20日

真空管アンプとは？

真空管アンプは、音声信号を増幅するためのアンプの中で、真空管を増幅素子として使用している製品です。

一般的に真空管は古い印象が強く、真空管アンプというとビンテージアンプをイメージされる事も多いですが、現在も高精度・高性能な真空管も数多く生産されており、アンプメーカーから新製品が数多く発売されるなど、特にピュアオーディオユーザーを中心に高い人気を得ています。

主な国産メーカーはラックスマンやトライオードなど、海外メーカーではMcIntoshやUnison Researchなどになります。

真空管アンプで特徴的なのはパワーアンプで、300Bや2A3などの三極管を使用したA級動作のシングルアンプと、KT88やEL34などの多極管を使用したAB級動作のプッシュプルアンプの2種類があります。

この2つには明確な優劣は無く、使用する真空管の特性を活かした設計としてそれぞれが高く評価されています。

使用する真空管には無数の重要があり、現行品としてよく使われるのはチェコスロバキア製のJJやロシア製のELECTRO-HARMONIXで、ビンテージ管としてはアメリカ製のWesternElectricの他、日本製の真空管が使われる事も多いです。

真空管があまり作られなくなってしまった昨今では、真空管アンプは古い音響システムと言えます。

しかし、だからこそ高く買い取ってもらえる可能性が十分にあります。

今なお、真空管アンプが持つ独特の音の温かさや表現に注目するユーザーも多数いるからです。

買取相場は製造メーカーやアンプの状態によって大きく変動するものですが、状態が良ければ20万円以上の価格で売れることもあります。

高価買取ブランドの1つに数えられているのが、米国McIntoshの製品です。

その中でもMC275はレトロな形状と素晴らしい音質が理由で、高額買取が行われています。

このほかにも、1940年頃から1960年代にかけて製造されたアンプは、日米欧のメーカーを中心に高く売れやすい傾向にあります。

高く売るコツは、箱や説明書などの付属品がある場合はそれらも添付すること、修理や清掃を行っておくことなどが考えられます。

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